Super8をご利用頂きありがとうございます。ここでは、タスクスケジュールの設定方法について説明します。
タスクスケジュールとは?
タスクスケジュールとは、顧客に質問を送信し、顧客のアクションがあった場合、顧客のリアクションに応じて、再度顧客にメッセージを送信することで顧客とのやり取りが継続できるシステムです。
例えば、顧客に自社の商品を知ってもらうために、希望する顧客にはゲーム形式で問題に答えてもらうというイベントを想定します。問題は1日1つで、正解した顧客にのみ翌日次の質問が送られます。一定期間質問に正解し続けた顧客には、プレゼントが贈られる、というイベントを行うことができます。
こうしたイベントを実現するには、タスクスケジュールが必要になります。[タスクスケジュールの設定]で各種設定が行なえます。
タスクスケジュールを設定する
今回は、上記で想定した例の場合で考えていきます。また前提として、顧客が「チャレンジを開始」というキーワードを入力した際に、初めて顧客に上記のイベントへの参加の有無を問うこととします。その際に選択式の質問を送信し、顧客から返信があった場合に、返信応じて適切なメッセージが送れるように、各ボタンにトリガーを設定する必要があります。以下では、トリガー設定方法をステップごとに説明します。
ステップ1:まず顧客が「チャレンジ開始」と入力した際に、上記のイベントへの参加希望の有無を聞き出します。それに対する顧客の返答に応じてトリガーが発動するので、トリガー発動時のボットの行動も設定する必要があります。ボットの行動の設定は[行動]タブの[行動タイプ]で設定できます。[行動タイプ]は[メッセージを送信]を選択し、顧客に送りたいメッセージの内容を入力します。さらにここでは、顧客のメッセージに対してボットが反応する設定にしたいので、[応答を待つ]の部分で[はい]を選択します。
次に、顧客がイベントへの参加に同意するかどうかを問う時に[顧客が一度離れることを許可する]を無効にし、[受け入れ条件の確認]を有効にします。この設定は、顧客が[行動]で設定されたコンテンツに対して必ず応答し、ボット側からの一方的なアクションになってしまうことを防ぎます。
そして、条件入力欄には「チャレンジ開始」をキーワードとして入力します。この設定をすることで、「チャレンジ開始」というキーワードに対してボットが反応できるようになります。
ステップ2:次に、顧客がイベントへの参加を希望した後の問題の設定に移ります。[行動]タブの[行動タイプ]で[次のプロセスに移行]を選択します。今回の場合、顧客のイベント参加の同意が得られた後は問題を送信するプロセスに移行します。そのため次のプロセス名は「問題1」とします。
ここまでの流れをまとめると以下のようになります。
顧客がキーワードである「チャレンジ開始」を入力→ボットが顧客に対して参加の有無を問う→ボットが問題を送信
顧客の視点
顧客に送る「問題1」を設定する
上記のプロセスで、顧客がボットによる問題の送信を許可した場合のみ、1日ごとに顧客に「問題1」、「問題2」、「問題3」の順で問題が送られます。それでは、まずは「問題1」から設定していきます。
トリガーの手順:[条件入力]のトリガーメソッドで、[他のプロセスによるトリガー]を選択します。
ステップ1:[行動]タブの[行動タイプ]として[メッセージを送信]を選択し、メッセージの内容を入力します。ここでのメッセージは顧客の回答に対してボットから自動的に返信される設定にしたいので、[応答を待つ]の部分は[はい]をクリックします。
次に、条件設定ですが、問題を答える段階では[顧客が一度離れることを許可する][受け入れ条件の確認]共に有効にして大丈夫です。
ステップ2:続いて、問題1に対しての返信の設定を行います。[入力条件の確認]を開き、今回は、顧客が問題の選択肢の中から「Cを選択」した場合を仮定します。[行動]タブの[動作タイプ]で[メッセージを送信]を選択し、メッセージの内容を入力します。
ステップ3:ここではステップ2で設定したメッセージを顧客に送信する際の設定を行います。[行動]の[行動タイプ]で[タスクスケジュールの設定]を選択します。今回の事例の場合、スケジューリング間隔を「1」日として設定します。スケジュール条件のパラメーター名を「day」、カスタムコンテンツの値を「day2」に設定します(以下の画像参照)。
尚、今回はデモンストレーションです。実際の状況に応じて、パラメータ名とカスタムコンテンツの名前を変更してください。
ステップ4:ステップ3までは顧客が問題の選択肢の「Cを選択」した場合を考えましたが、顧客が他の選択肢を選んだ場合も考える必要があります。[入力条件の確認]を開き、お客様が「Aを選択」した場合の条件を設定します。[行動]タブの[行動タイプ]で[メッセージを送信]を選択し、メッセージの内容を入力します。
ステップ5:ステップ4同様のプロセスで、顧客が「Bを選択」した場合の設定を行います。[行動]の[動作タイプ]で[メッセージを送信]を選択し、メッセージの内容を入力します。
誤った回答に対する顧客の視点
回答に正解した時の顧客の視点
顧客に送る「問題2」を設定する
トリガーの手順:[条件入力]のトリガーメソッドで、[他のスケジュールによるトリガー]を選択します。パラメーター名とカスタムコンテンツは、以前と同じでなければ正常にトリガーされません。そのため、ここでのパラメーター名は変わらず「day」、カスタムコンテンツは「day2」に設定する必要があります。
以降の設定は問題1と同じです。問題1の設定手順を参照するか、チュートリアルファイルをダウンロードしてご覧ください。
顧客に送る「問題3」を設定する
トリガーの手順:[条件入力]のトリガーメソッドで、[他のスケジュールによるトリガー]を選択します。パラメーター名とカスタムコンテンツは、以前と同じでなければ正常にトリガーされません。そのため、ここでのパラメーター名は「day」、カスタムコンテンツは「day3」に設定する必要があります。
これ以降の設定は問題1と同じで、別のスケジュールを設定するために必要な手順はありません。問題1の設定手順を参照するか、チュートリアルファイルをダウンロードしてご覧ください。
尚、顧客が質問に一定期間連続で正解すると、QRコードがお客様に送信されて、特別なギフトと交換する事ができます。そして、顧客が質問に間違って回答した場合は、不正解を伝えるメッセージと、問題の解説が送信されます。
正解した時の顧客の視点
誤った回答をした時の顧客の視点
留意点
1.プレビュー機能を使用するには、下の画像赤枠内のトリガーオプション機能から選択する事ができます。
2. トリガーオプション機能を使用する際は、下の画像赤枠内のように、上部の入力欄にパラメーター名を入力し、下部の入力欄にはカスタムコンテンツを入力して、プレビューを正常にトリガーしてください。
Super8では、更に細かい設定が行えます。詳細は以下のファイルをご参照ください。尚、以下のファイルは、本記事で紹介した以外の設定方法に関するデモンストレーションを見ることができます。
Download files from URL:https://bit.ly/2OB4Sd8
上記の情報がお役に立てば幸いです。
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